書評: 不機嫌な職場~なぜ社員同士で協力できないのか (講談社現代新書) (新書) 河合 太介 (著), 高橋 克徳 (著), 永田 稔 (著)

2009年4月29日水曜日

不機嫌な職場~なぜ社員同士で協力できないのか (講談社現代新書) (新書) 河合 太介 (著), 高橋 克徳 (著), 永田 稔 (著)


副題は「なぜ社員同士で協力ができないのか」であった。
前から読みたいと思っていた本であったが、非常に興味深く読むことができた。
まさに、私が現在の職場に来て思うことであった。
例えば、前文にある会社の状況で当てはまることはというと
 ・何回頼んでも、誰もきちんと対応してくれない
 ・ランチタイムは社員同士ばかりつるんで、派遣社員やパート社員は蚊帳の外だ(社員と準社員が一緒にランチへ行くのを見たことがない)
・「おはよう」等の挨拶もなく。皆淡々と仕事をはじめる。
などが、当職場でもある事象だ。
原因として書いてあるのは、「成果主義と仕事の高度化がタコツボ化を進める」とのことであった。
仕事の定義を明確にしたため日本企業の特徴であった緩さが・遊びがなくなり社員間の壁を高くしていったとのことであったが、ある意味その通りであると思う。
ただ、一方で、成果主義等が進んだ国の企業全てが必ずしもそうであるということもないことから、企業文化の影響が大きいと思われる。
良い会社の例として、google、サイバーエージェント、ヨリタ歯科医院が上げられていたが、これらの企業に共通していると思われることは、仕事以外の共有の場の設定だ。よくコミュニケーションがとれた職場は、仕事以外でのコミュニケーションもよく取れていると思う。これらの企業がまさにそうであると思われる。
この本にある解決策「協力し合える組織をつくる」のポイントを最期に述べる。
 ・共有目標・価値観の共有化
 ・発言や参加の壁をつくらない
 ・特定の人にしかわからない状況をつくらない
 ・考えた異動と異動した人が損しない仕組みつくり
 ・インフォーマル活動の見直し。ポイントは面白いこと
 ・感謝、認知という重要性
これらのポイントに気をつけ、組織風土の改革をして行こう!

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