書評: 3月 2009

2009年3月8日日曜日

徹底抗戦 (単行本(ソフトカバー)) 堀江 貴文 (著)


堀エモンの徹底抗戦を読んだ。
全体的なトーンは、自分の正当性を展開しているが、いくつか論理が飛躍している点があった。
①仕事に没頭しているといっていたが、没頭していたとは思えない。好きなことをしていただけで、ゲームの延長線上だったと思う。
②投資家のため自分は我慢しているかのようなことを言っていたが、ライブドアが社会に与えた恩恵に比べ、30百万円という年収は高いのではないか。結局、何も社会に還元していないではないか。
③自分の事件のことも、検察が作り上げたようなことを言っていたが、社長である身であるから、社員が行ったことについてはある程度責任があるのではないか。罪の大小はよくわからないが、それなりの責任はあると思う。
○SBIの北尾社長の話もあったが、どっちを信じていいのやら。